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iPadを甲羅に貼り付けたカメだらけの展示。これはリクガメ科の次の進化段階なのでしょうか?まさか。コロラド州アスペン美術館で開催されているこの美術展は、動物愛護活動家たちを激怒させています。
10 月 5 日まで開催予定の「動くゴーストタウン」は、ニューヨークを拠点とするアーティスト、蔡國強による展示会で、3 匹のカメ(ビッグ バーサ、グレイシー ピンク スター、ホエール ワンダラー)が、コロラドのゴーストタウンのビデオを再生する iPad の再生中に生きたスタンドを演じ、美術館の屋上庭園を歩き回ります。
カメたちはそれほど気にしていないようですが、動物愛護活動家たちは抗議活動を行っています。Change.orgでは「カメにiPadを使わせないでください」という嘆願書が提出され、「いつから動物虐待がアートになったのか?」と問いかけています。すでに1,800人以上の賛同者が集まっています。
「これらの生き物は2ポンドのiPadを運ぶようには設計されていません」と、嘆願書の発起人であるリサベス・オーデン氏はAspen Daily Newsに語った。しかし、Fast Companyのキャリー・ダン氏が指摘するように、iPadの重さは2ポンドにも満たない。最悪でも1.5ポンド弱だ。
コロラド州アスペン美術館側は、展示物に虐待的なところは何もないと主張し、ウミガメ保護協会に勤務する獣医師の発言を引用するまでに至った。
「蔡國強プロジェクトの初期計画段階から、アスペン美術館のスタッフと協力してきました。この展覧会のあらゆる段階において、カメの福祉が最優先であることは疑いようもありません」と、獣医師のエリザベス・クレムジエ博士は述べています。「私の専門家としての見解では、カメたちは新しい生息地にうまく適応しており、iPadは彼らの自然な行動を何ら妨げていません。」
それにね!カメだって、iPadが無料でもらえたら嬉しいはず。そうでしょう?
出典:ファストカンパニー