アップルはグリーンピースから「A」評価を受けるが、アマゾンは不合格

アップルはグリーンピースから「A」評価を受けるが、アマゾンは不合格

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アップルはグリーンピースから「A」評価を受けるが、アマゾンは不合格
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スクリーンショット 2014年4月2日 午後10時56分5秒

グリーンピースはこれまで、Appleに対してあまり満足してこなかった。過去には、環境に優しいデータセンターに関する報告書でAppleを最下位に評価し、iCloudを地球上で最も汚染されたものの一つと呼び、AppleはDell、HP、Nokiaよりも環境に優しくないと批判してきた。

しかし、状況は変わったようだ。大手インターネット企業の再生可能エネルギー利用に関する新たな報告書によると、Appleは風力発電所と太陽光発電パネルのおかげで、データセンターを100%再生可能エネルギーで稼働させており、再生可能エネルギー利用率は100%に達したという。今、地球上で最も汚染されているものは何だろうか?

Googleはそこまで良い成績を残せなかったものの、それでもトップに立った。同社のデータセンター(確かに規模が大きく、国際的であることは間違いない)の34%がグリーン電力で稼働している。Googleは努力を重ねており、オクラホマ州とノースカロライナ州で再生可能エネルギーの利用拡大に向けた契約を締結したが、その進捗は遅い。

マイクロソフトはそれほど良い結果を残せなかった。グリーンピースは、マイクロソフトは環境に優しいと主張しているものの、それはカーボンオフセットや再生可能エネルギークレジットの購入による技術的な問題だと指摘している。

最悪なのはAmazonでしょう。グリーンピースから再生可能エネルギーの導入と推進活動において「F」評価を受けました。実際、Amazonの北バージニア州にある大規模なデータセンターでは、再生可能エネルギーの使用量わずか2%だそうです。本当に衝撃的です。

確かにグリーンピースは気難しい団体ではありますが、近年Appleが環境保護において大きな進歩を遂げてきたことは間違いありません。この傾向がクパチーノだけでなく、シリコンバレー全体で継続することを期待しましょう。

出典:グリーンピース