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写真:Apple
Apple は先週末、第 4 世代 Apple TV の新しい広告を公開しましたが、実に面白いです。
「Father Time(父なる時間)」と題されたこのCMでは、レイカーズの選手コービー・ブライアントと俳優マイケル・B・ジョーダン(『クロニクル』や『クリード』で有名)が、Apple TVのスマートSiri RemoteとApp Storeをアピールしながら口論を繰り広げます。ぜひ下記からご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=1CxQW3bzIss&nohtml5=False
私は有名人を起用したテクノロジー関連の広告にはいつも少し不安を感じています。なぜなら、結局は有名人に数日分の給料を与えるだけの、安易な宣伝で終わってしまい、その一方で企業が少し必死になっているように見せてしまうことがあまりにも多いからです。
サムスンの方が罪深いと言えるかもしれませんが、Appleもセレブを起用して視聴者を笑わせることのできない広告を出すのは珍しくありません。例えば、iPhone 4sの頃の初代Siriの広告は大失敗に終わりましたし、最近ではApple Musicのエミー賞広告(歌手のメアリー・J・ブライジ、 「スキャンダル」の 女優ケリー・ワシントン、 「ハッスル&フロウ」の 女優タラジ・P・ヘンソンというスターを起用)も全くの失敗でした。
しかし、今回のケースではAppleの判断は正しかったと言えるでしょう。楽しくて軽薄な広告でありながら、Apple TVの機能を知らない視聴者にも効果的に伝えています。
もちろん、ユーモアは主観的なものなので、これがAppleの最近の広告の中でも特に力強いものだという意見には賛否両論あるでしょう。あなたはどう思いますか?Appleにとって大ヒットだったと思うか、それとも大失敗だったと思うか、ぜひ下のコメント欄にご意見をお寄せください。