
読者のJames H.さんから本日ご連絡があり、「Geniusを以前のように動作させる方法を教えていただけますか? 今はGeniusプレイリストの新規作成方法すら分かりません。」とご質問をいただきました。
ご存知の通り、iTunes 11ではいくつか変更が加えられています。その一つがGeniusプレイリストの仕組みです。以前は、Geniusプレイリストを作成すると、スタンドアロンのプレイリストとして保存するか、次に作成したGeniusリストに置き換えることができました。iTunes 11では、この点が少し変更されています。
まず、Geniusをオンにする必要があります。iTunes 11では、Storeメニューを開き、「Geniusをオンにする」をクリックするのが最も簡単な方法です。次に、iTunesアカウント情報を入力し、利用規約に同意すると、iTunes 11から曲情報がAppleに送信され、Geniusのおすすめが表示されるようになります。
iTunesがAppleに情報を送信し、本体からデータを受信するまでお待ちください。これで準備完了です。
iTunesライブラリ内の曲を右クリック(Controlキーを押しながらクリック)すると、いくつかの選択肢が表示されます。まず「Geniusを開始」を選択すると、シード曲に基づいてプレイリストが作成され、「次に聴く」プレイリストに追加されます。2つ目の「Geniusプレイリストを作成」は、上記のJames H.さんのような読者には馴染みのある機能でしょう。以前のバージョンのiTunesと似たような機能です。
「Geniusプレイリストを作成」を選択すると、シード曲がGeniusリストに追加され、サイドバーの「Geniusプレイリスト」セクションに配置されます。Option+Command+Sキーを押してサイドバーを表示し、サイドバー内の「Genius」をクリックするか、ライブラリのポップアップメニューから「ミュージック」をクリックし、上部の「ジャンル」と「ラジオ」の間にある「プレイリスト」タブをクリックしてください。
ボーナスヒント:Geniusプレイリストを表示すると、プレイリスト名の右側に灰色の矢印が表示されます。この矢印はシード曲のタイトルに基づいています。この灰色の矢印をCommandキーを押しながらクリックすると、Geniusプレイリスト全体が「次に再生」プレイリストに追加されます。これは基本的に、上記の「Geniusを開始」オプションと同じ機能です。こうすることで、一石二鳥の効果が得られます。