
Appleは今週のWWDC基調講演で数々のホームランを打ちました。iOS 5関連の発表は、Cult of Macのほとんどのメンバーにとって最高のものでした。しかし、中でも特に予想外だったのは、iOS 5のカメラアプリの変更に関する発表でした。カメラアプリは、ホームボタンと音量アップボタンを含む2つの重要な変更点を伴い、大きく変化しました。
ホームボタンはこれまでもiPhone、iPad、iPod touchを起動して通知を確認したり、時刻、曜日、日付を確認したり、スライダーでデバイスのロックを解除したりするために使われてきました。さらに、ホームボタンを長押しすると、これまでと同様に音声コントロールが起動します。iOS 5では、ホームボタンがさらに便利な機能を備えています。
ホームボタン
ロック画面からのカメラアクセス
iOS 5搭載のiPhone 4を手に取って、カメラでちょっと写真を撮りたいと思った時に画面がロックされている場合は、ホームボタンを2回押すだけです。通常のメディア再生コントロール、iPhoneのロックを解除するスライダー、そしてカメラアイコンが表示されます。
カメラアイコンをタップするとカメラアプリが起動します。これで静止画や動画の撮影が可能になります。
この方法で作成された写真や動画は、撮影した本人のみがアクセスできます。写真アプリでは、カメラロールやライブラリ内の他の写真や動画は表示されません。それらにアクセスする必要がある場合は、PINを入力してスマートフォンのロックを解除する必要があります。
音量アップボタン
音量を上げるとシャッターボタンになる
カメラアプリでは、画面上のシャッターボタンまたは一番上の音量ボタンのいずれかを使ってシャッターを操作できるようになりました。音量ボタンを押すと写真が撮影され、動画撮影に設定している場合は、動画の録画を開始・停止できます。
結論
iOS 5に搭載される2つの素晴らしい新機能は、AppleがiOSの次期リリースにこれらを組み込んだ素晴らしい仕事ぶりだと思います。しかし、早急にアプリ開発者が独自の写真アプリに音量ボタンコントロールを実装できるようにしてくれることを期待しています。