ファーウェイ創業者は中国でのiPhoneの禁止を望んでいない

ファーウェイ創業者は中国でのiPhoneの禁止を望んでいない

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ファーウェイ創業者は中国でのiPhoneの禁止を望んでいない
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中国企業のファーウェイは、世界初の折りたたみ式携帯電話の発売に伴うメディアの話題を期待している。
ファーウェイ創業者の任正非氏は、自称アップルファンだ。
写真:Kārlis Dambrāns/Flickr CC

ファーウェイはスマートフォン業界でアップルと競合しているかもしれないが、ファーウェイの創業者任正非氏は、中国が国内でのiPhoneの販売禁止を検討した場合、自分が「真っ先に抗議する」と発言している。

これは、米国がファーウェイ製品の販売を禁止した後に起こった。これにより、中国が報復措置を取り、アップルのようなアメリカのテクノロジー大手を禁止する可能性があるという懸念が高まった。

鄭非氏は通訳を介してブルームバーグの取材に対し、北京がアップルのデバイスを禁止すべきかどうかの問題について言及した。

「そんなことは起きない」と鄭非は言った。「もしそうなったら、真っ先に抗議する。アップルは世界をリードする企業だ。アップルがなければ、モバイルインターネットもなかっただろう。アップルが私たちに世界を見せてくれなければ、私たちはこの世界の美しさを見ることはできなかっただろう。アップルは私の先生だ。私たちの目の前で進歩している。生徒である私が、なぜ先生に逆らう必要があるというのか?私は絶対にそんなことはしない。」

鄭非氏は以前、Appleの大ファンであることを公言しており、今でも自分と家族のためにiPhoneを購入していると語っている。昨年、彼の娘である孟晩舟氏(ファーウェイのCFO)がカナダで逮捕された際、彼女はiPhone、MacBook、iPadを所持していた。

ブルームバーグのインタビューで、鄭非氏は、最近の米国情勢がファーウェイの事業にもたらす課題についても言及した。「当社が使用しているチップのうち、半分は米国企業製で、残りの半分は自社生産です」と同氏は述べた。「米国がさらなる規制を課した場合、米国からの購入を減らし、自社生産のチップを増やす予定です」

同氏は、短期的には問題はあるものの、「すべての穴が塞がれば」ファーウェイは再び世界トップの地位を取り戻すだろうと述べた。

ファーウェイは昨年、スマートフォンの総売上高でアップルを追い抜いて話題になった。