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アナリストたちはiPadがネットブック市場を席巻すると予測してきました。そして今、その最終結果が明らかになりました。低価格ノートパソコンのトレンドの先駆者の一つ、ASUS Computer社です。Eee PCのメーカーであるASUS Computer社は、第3四半期に140万台のEee PCネットブックを出荷すると見込んでいますが、これは計画を下回る数字だと月曜日の報道で報じられています。
「マザーボード、ノートパソコン、ネットブックの出荷減少により、ASUSTEKの第2四半期の業績は前四半期比で低下した」とASUSTEK Computerの社長兼CEO、ジェリー・シェン氏は8月13日に発表した。
過去2四半期にわたり、Eee PCの売上は減少しています。2010年第1四半期には、ネットブックの出荷台数は160万台でしたが、第2四半期には150万台に減少しました。
しかし、ネットブックメーカーであるAsustekは、iPadに市場を譲るつもりはない。他のPCメーカーと同様に、Asustekも今年後半に独自の「iPadキラー」を発売する予定だ。8~9インチタブレットのEee Note(10月発売予定)と12インチタブレットのEee Pad(クリスマス頃発売予定)だ。
当然ながら、Appleも手をこまねいているわけではない。カリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社は、2010年のホリデーシーズン市場に向けて7インチiPadを開発中だと報じられている。
7月、ゴールドマン・サックスは、ネットブックに対するiPadの最大の強みとして「5C」を挙げました。それは、消費(Consumption)、コンテンツ(Content)、接続(Connected)、常時接続(Constant-On)、そして商取引(Commerce)です。iPadはテレビに似ており、視聴することで操作します。iPadのコンテンツは、使いやすいApp Storeで簡単に補充できます。iPadのバッテリーのおかげで、コンテンツの消費時間はネットブックの5倍にもなります。そして、App Storeには数百万ものクレジットカード情報が保存されているため、iPadでの商取引は極めてスムーズです。
次の四半期では、iPad のライバルが本物と比べてどうなのか、そして Apple がどんな反撃を用意しているのかがわかるだろう。
[9to5Mac、Digitimes]