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写真:ユナイテッド・アーティスツ
国土安全保障省が資金提供した研究プロジェクトにより、米国の主要携帯電話会社4社が提供するモバイル機器に多数の脆弱性が発見された。
これらの脆弱性により、これらのデバイスはハッカーによる攻撃を受ける可能性があると報告されています。
残念ながら、どの端末にこれらの脆弱性が含まれているかはまだ明らかではありません。
国土安全保障省科学技術局のプログラムマネージャー、ヴィンセント・スリタパン氏によると、これらの脆弱性により「権限を昇格させ、デバイスを乗っ取る」ことが可能になるという。具体的には、ハッカーが携帯電話の所有者の許可なくユーザーのデータ、メール、テキストメッセージにアクセスできるようになる可能性がある。
これらの脆弱性がすでに悪用されたのか、あるいは悪用される可能性があるだけなのかは明らかではない。
調査に詳しい情報筋によると、この調査は「米国内の数百万人のユーザー」とそれ以外の地域にも影響を及ぼす可能性があるという。政府関係者も含まれる可能性がある。
詳細は近日中に発表される予定
研究者らは今週後半に、この欠陥に関する詳細を発表する予定です。端末メーカーは、この欠陥について2月には既に知らされていたとされています。
この調査は、バージニア州に拠点を置くモバイルセキュリティ企業Kryptowireによって実施されました。この調査は、国土安全保障省の研究センターである重要インフラレジリエンス研究所の資金提供を受けて実施されました。
Appleが関与している可能性もあると推測しますが、これらの欠陥は低価格帯のAndroidメーカーの端末に見られる可能性が高いでしょう。iPhoneは、Apple側にいくつか顕著なセキュリティ上の欠陥があったとはいえ、セキュリティに関しては高い評価を得ています。この件については、進展があり次第、引き続きお知らせいたします。
出典:フィフス・ドメイン