ソニー、アップル、サムスンなどのカメラ事業に数十億ドルを投入へ

ソニー、アップル、サムスンなどのカメラ事業に数十億ドルを投入へ

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ソニー、アップル、サムスンなどのカメラ事業に数十億ドルを投入へ
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ソニーは、Apple、Samsungなどの顧客向けモジュールの生産・開発を強化するため、スマートフォンカメラ事業に数十億ドルを投入する計画だ。同社のカメラ事業は既に成功を収めているものの、生産能力には限界がある。

スマートフォン事業はソニーにとって全体的に厳しい状況にある。HTCと同じく、ソニーは一連の優れたデバイスを投入しているにもかかわらず、競争に苦戦している。一方、競合他社はソニーの高性能カメラ部品の力を借りて、依然として好調を維持している。

カメラ事業の成功と競争優位の維持を確実にするため、ソニーは現在、数十億ドル規模の投資を計画している。同社は新株と転換社債の発行により、約36億ドルの調達を目指していると報じられている。

この投資により、ソニーは生産能力を増強し、より多くの受注を獲得できるようになります。同社は、Appleの次期iPhone 6sとiPhone 6s Plus、そしてGalaxy Note 5などのサムスン製品のカメラを生産することになるのは間違いないでしょう。

ソニーの吉田憲一郎最高財務責任者(CFO)は4月に、今年度中にイメージングセンサーに2,100億円(17億1,000万ドル)、カメラモジュールに800億円(6億5,000万ドル)を投資する計画であることを初めて明らかにした。

ソニーはまた、ゲームや映画など、成功している他の事業に注力し、スマートフォン事業を縮小、あるいは完全に売却する可能性がある。