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バーンズ・アンド・ノーブルの電子書籍リーダーの新たな写真と説明が水曜日にリークされ、来週の記者会見で「歴史的な」発表が約束されるのを前に、消費者の関心を掻き立てている。この電子書籍リーダーは、AmazonのKindleの機能と、AppleのiPhoneに似たタッチスクリーンインターフェースを組み合わせたものになるという。
Gizmodoが詳細を伝え、この名前未定の電子書籍リーダーはKindleのようなE-ink方式の6インチメインディスプレイを搭載し、物理ボタンではなく液晶タッチスクリーンパネルを採用していると説明しています。480×144ピクセル、155dpiの解像度を持つこのパネルは、Appleの「カバーフロー」技術に似た方法で書籍をめくり、ユーザーが音楽コレクションを素早く確認できるようにするために使用されています。
KindleとiPhoneの技術の組み合わせは、それぞれの製品の欠点を克服する手段と見られています。Eインク技術はバッテリー寿命を延ばす一方で、メニューに関しては不十分です。実際、Kindleは検索に物理キーボードを使わざるを得ませんでした。ソニーの電子書籍リーダーに使用されているような液晶ディスプレイは貴重な画面領域を消費し、読書などの作業では目に負担がかかることで知られています。Barnes & Noblesの電子書籍リーダーは、液晶パネルを控えめに使用し、ユーザー入力時のみ表示し、その後は読書のための画面スペースを確保するために消えると言われています。
書店向け端末の価格はKindleの50%程度になると予想されているものの、電子書籍リーダーはAmazonも利用している書籍販売で価格の低さを補おうとしている。しかし、報道によると、B&Nの端末では、所有者がFacebookやTwitterで書籍の抜粋や全文を共有できるようになるという。
もしこれが事実なら、Plastic Logic社が開発すると噂されているBarnes & Noble社の電子書籍リーダーが、Apple社に先んじて登場することになるだろう。AppleInsiderによると、カリフォルニア州クパティーノに本社を置くBarnes & Noble社は、複数の出版社の協力を得て、2010年第1四半期に独自のタブレット端末を発表する予定だという。
[GizmodoとAppleInsiderより]