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iOS版iPhoto 2.0には、他の写真編集アプリにはない、そして近い将来も実現しないであろう2つの素晴らしい新機能が搭載されています。編集内容をiOSカメラロールに直接書き込む機能と、カメラロールから写真を削除する機能です。つまり、写真の整理はすべてアプリ内で完結できるということです。
Mac Storiesの創設者で、眠そうな目をしたセクシーなフェデリコ・ヴィティッチは、アプリのリリースノートを実際に読むという珍しい方法でこの発見をしました。彼がそれをしてくれたことに感謝しています。おかげでiPhotoが何千倍も便利になりました。
iPhotoで写真を編集すると、変更内容はすべてカメラロールのオリジナルファイルに書き込まれるようになりました。つまり、システム全体の写真ライブラリとiPhotoライブラリという2つのライブラリを別々に管理する必要がなくなりました。さらに、編集内容はすべてロスレスです。以下に例を示します。
例えば、iPhotoでホワイトバランスを調整し、フィルターを追加したとします。その後、写真アプリで写真を開くと、編集内容はすぐに確認できますが、ここで写真を編集すると、元のファイル(編集前のファイル)に戻ります。つまり、元のファイルはそのまま残されます。
iPhotoを使えば、カメラロールから写真を削除することもできます。これはとても便利で、撮影した写真を素早く選別し、問題のある写真にフラグを付け、フラグの付いた写真をすべて選択して一度に削除できます。
両者の間ですべてが共有されるわけではありません。Viticciはフォトストリームをテストしましたが、編集内容はまだ反映・共有されていません。また、EXIFメタデータも確認してみたところ、これも抜け落ちていることがわかりました。iPhotoでタグとキャプション(写真のタイトル)を追加し、写真アプリからメールで写真を書き出したのですが、Lightroomでファイルを開くと、追加されたメタデータが消えていました。
これを活用するための壮大な計画がいくつか頭の中で練られています。近いうちに皆さんにもお伝えできると思います。iPadがついに写真管理の実用化に近づき、パソコンが不要になるかもしれません。もしかしたら、新しい128GBのRetina miniを買う気になったかもしれません。
出典: Mac Stories