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14歳の英国人少女は、雷撃で30万ボルトの電流が流れたiPodのイヤホンのせいで命を落とした。
ソフィー・フロストと恋人は、嵐の中、エセックス近郊の木の下で身を寄せ合っていたところ、落雷に見舞われた。医師によると、フロストと恋人が助かったのは、巨大な雷雨が彼女のイヤホンを通して地面への最短経路を辿ったためだという。
購入から4日しか経っていないiPod(祖母からの贈り物)が彼女の命を救ったかもしれないが、それでも彼女は重度の火傷を負い、胴体と脚には絞り染めのような模様が残り、鼓膜には穴が開いた。
少年らは衝撃で意識を失い、火傷で入院したが、医師らは永久的な傷跡が残らずに治癒する可能性があると見ている。
マンチェスター大学電気工学科の講師であるイアン・コットン博士はデイリー・メール紙に対し、ソフィーちゃんはiPodのおかげで救われたかもしれないと語った。
雷が人に落ちた場合、2つのことが考えられます。皮膚の外側を伝わる場合です。これは、嵐に巻き込まれて体が濡れている場合に起こりやすいです。あるいは、皮膚を突き破って体内に入る場合もあります。導電性の高い金属線が心臓から電気を逸らし、命を救う可能性があります。
嵐の中でiPodが電流を流して装着者に危害を加えたという報告はいくつかありますが、雷撃の際にiPodが命を救ったのはこれが初めてのようです。
デイリーメール、BBC経由