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写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac
アップルは珍しく、自社製品のひとつ(この場合はApple Music)の改善に関しては、まだ「やるべき課題が少しある」と認めた。
同社のストリーミング音楽サービスは、6月の開始以来、リスナー数の減少が報じられ、著名なアップル支持派の評論家から公に批判されるなど、成功と失敗が入り混じっている。
最近、Apple Musicのシニアディレクターが同社を去ったが、辞任の決定が彼のものなのかAppleのものなのかは明らかにされていない。
ガーディアン紙のインタビューで、iTunes International の副社長オリバー・シュッサー氏は次のように語っている。
「製品の改善に向けて、多くの作業が行われています。私たちは編集機能とプレイリストに重点を置いており、もちろん世界中のチームがそれに取り組んでいますが、機能の追加や特定の部分の整理も行っています。」
いくつかの例外を除いて、これはスティーブ・ジョブズの下では見られなかったであろう告白であり、ティム・クックの下ではほとんど見られなかった告白である。
「Apple Music Connectは、より多くのアーティストがファンとつながることで大きく成長していますが、今年の残りの期間に向けてまだやるべき課題が少し残っています」とシュッサー氏は続けた。
ユーザビリティに関する批判について、シュッサー氏はApple Musicに関して多くのユーザーから意見が寄せられていると述べています。「これは110の市場で即座に大きなリリースとなったため、膨大なフィードバックをいただいています。もちろん、私たちは日々改善に努めています。」
また、Apple MusicはAndroidデバイスとSonos対応のハイファイスピーカー向けに今秋リリース予定だとも述べた。「まだいくつか作業は残っていますが、近々リリース予定です」と彼は語った。
最後に、シュッサー氏は、Apple MusicはApple社内で長期的なプロジェクトとして捉えられていると指摘する。「毎時間登録者数をチェックするよりも、こちらの方が私たちにとっては重要です。私たちはより長期的な視点でこれについて考えています」と彼は述べた。
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