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中国フォックスコン・テクノロジー・グループで、またも従業員が死亡した。国営新華社通信は詳細をほとんど明らかにしていないものの、この電子機器メーカーにおける過去1年間の死亡事故はこれで10件目となる。皮肉なことに、この死亡事故は、フォックスコンが月曜日に、劣悪な労働環境に関する報道を否定する発表を行った直後に起きた。
AP通信はフォックスコンの郭台銘会長の言葉を引用し、「私たちは決して搾取工場を運営しているわけではありません。近いうちに状況を安定させることができると確信しています」と述べた。
先週、21歳の男性が金曜の夜、フォックスコンでの勤務を終えた後、4階建てのビルから飛び降り自殺した。今月初めにも、別の従業員が自殺している。
昨年7月、フォックスコンの従業員が、紛失したiPhoneの試作品について尋問を受けた後に自殺した。
アップルは2006年にフォックスコンを無罪とし、残業不足が最も深刻な労働者の懸念事項であると指摘した報告書を発表した。
[PCWorld経由]