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iPhone 4の記録的な予約注文により、AppleとAT&Tの両社が苦戦を強いられた翌日、ある著名なアナリストは、カリフォルニア州クパティーノに本社を置くAppleは、4-6月期に記録的な売上を達成するだろうと予測している。ジーン・マンスター氏は、この四半期のiPhone販売台数は950万台になると予測している。
パイパー・ジャフレーのアナリスト、マンスター氏は水曜日、投資家に対し、新型端末の発表までの期間が長くなり、AT&Tの寛大なアップグレード政策も相まって、アップルは同四半期のiPhone販売台数を950万台と報告する可能性があると語り、同氏のこれまでの予想850万台を上回ると語った。
2009年、AppleはiPhone 3GSを発売開始から3日間で100万台以上販売した。カリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社は、6月24日のiPhone 4の一般発売から6月四半期の最終日まで、その2倍の期間を要していると、マンスター氏は記している。ドイツテレコムがiPhone 4の需要が昨年のiPhone 3GSの10倍に達したと発表したことで、マンスター氏のコメントの信憑性はさらに高まった。実際、米国のAT&Tと同様に、ドイツテレコムも6月24日に十分な数のiPhone 4を顧客に供給できるかどうか疑問視している。
マンスター氏は、この期待値上昇の根拠として、iPhoneを所有するAT&Tの既存顧客の大半が新型iPhoneに買い替えるだろうという仮定を挙げている。ウォール・ストリート・ジャーナルの調査でiPhone所有者の62%が買い替えると回答したことを指摘し、マンスター氏は投資家に対し、この数字は「520万人のAT&T加入者がiPhone 4に買い替える可能性があることを示唆している」と述べた。同アナリストによると、6月四半期には約130万人のiPhone 4の買い替えが見込まれ、その後さらに75%が買い替えられるという。
水曜日のある報道によると、iPhoneの買い替えを計画しているユーザーの半数以上が、16GBのiPhone 4を選ぶだろうという。AppleInsiderによると、追跡された予約注文数から、iPhoneユーザーの45%が32GB版を選ぶことが示唆されている。
パイパー・ジャフレーによれば、アップルは2010年度に592億ドルの利益を上げるはずだ。
[AppleInsiderおよびFortune経由]